2016年3月13日日曜日

【IT】これからの人工知能と取り巻く仕事を考えてみた1

前回『【IT】囲碁AI「AlphaGo」がトップ棋士に勝利。について思うこと』ではどちらかというとアルゴリズムよりに思ったことを書いてみました。
今回は人工知能と今後の接し方みたいなものについて書いてみたいと思います

数年前くらいから人工知能が密かにブームになってきていて、昨年には10年後?20年後になくなる職業みたいなリストも発表になっていました。
コンピューターに人工知能を乗せれば飛躍的に情報処理は早くなりますし、クラウドコンピューティングと合わせることによりさらに情報収集量が飛躍的に増えます
それこそ現場にいる人間が協力的であればあるほどです。
それでも一部の人間は自分の立場を守ろうとし、協力しないような人も出てくるかもしれません。
でもこれはもう止められないながれなのかもしれません。
もっと想像しやすいところで例えてみると、人工知能に近しいところで自動車の自動運転もあります。
近い未来、自動運転車の比率が上がり、起きる事故の原因が『人間が運転に関わること』になってしまったら、それこそ法律で公道における人間の運転は禁止されることになるかもしれません。

仕事に置き換えると、例えば医者。
患者の状態をみて薬を処方します(もちろんこれだけが仕事ではありませんが)
この場合、過去の症例を頭に覚えている情報を照らし合わせ判断するわけですが
このような事は、圧倒的な情報量と的確な判断力において人はかなわなくなります。
人間が何年もかけて蓄え続け、一人の医師が勉強し覚えた程度では、過去の症例をデータベースに取り込んだうえ、世界中で診療が行われるたびにデータが増えていく量とスピードには太刀打ちはできません。
さらにこのシステムに乗っている病院のどこかで症状が悪化することがあれば、それはリスクとして即座に登録され、同時に世界中でリスクが認識されます

このような状態になってしまったら。
このシステムを使っていない病院に患者が訪れることはなくなるのかもしれません。
誰しもが正確な分析を望んでいるのですから。


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